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新・億万ページ  

blogの世界は億万ページ、いつかアナタに辿りつきたい、本日の1ページ。

次の記事は「熊槍」ですが、ちょっと待っててください…

 

次の記事を書いていました。

「熊槍」のハナシでした。

書いている内にハナシが勝手に動いて、

どこへ行くの本人にもワカリマセン。

おもしろいなーと眺めていたのですが、

書き上げの途中になってしまいました。

 

明日、病院へ行って、緩和ケア病棟に入院します。

そんなワケで記事途中で出かけてしまいます。

腹水を抜いて、樣子を診て、ジッとしてます。

今までガンを抑制してくれていた漢方薬が、

今一度はたらいてくれると、

 

♪ この如月の望月のころ

 ねがはくは花のもとにて

 春蘇らん

 

そしたら記事の「熊槍」を完成させて、

ブログに載せますので冷やかしてください。

 

蘇らんときは、

アチラの方へ行って、

メンタル界の眺めのよい階層に座って、

ずっとずっと先のコトですが、

皆さまのお越しを待ってます。

 

儚き予告 エンガチョ!

 

山田照明のZライトが壊れました。アームライトの本家「ラクソランプ」で探して、白熱電球が使える古い物と交替させました。

 

建築家は、云う。

「照明器具がほしいのではない、良い明かりがほしいのです」

 

そして、頬に手を添えて、また、云う。

「明かりのディテールに……神宿る」と。

 

こういうのを、口八丁というのだろう。

 

しかし、ソレが云い得て妙だと、ぐうの音も出ない。

 

 

山田照明のZライトが、とうとう壊れました。

 

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白熱電球を使う古い型番(Z-100N)で、とっくに生産終了品。

その後のZライトも白熱電球が使えるのは、みんな生産終了。

今となっては白熱電球の対応品がありません。

 

白熱電球は多めに買い置きしておきました。

 

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左から、

パナソニックまなびーむ100W

東芝ブルーソフトランプ100W

山田照明Newユーランプ100W

 

でもデスクライトは買い置きしませんでした。

まさか壊れると考えてはいませんでしたから。

 

それが壊れてしまいました。

ランプシェードの上に付いている捻りスイッチが、

ある日、動かなくなってしまいました。

 

昔の高級写真機「ライカ」の自慢は、

「摩耗はしますが、故障はしません」

不覚、Zライトの自慢はそうじゃなかったです。

 

高級品じゃないけれど、長年使っていたZライトだけに、

壊れても、直せるものなら直して使いたい。

 

Zライトのランプシェードを分解して、

中の捻りスイッチを取り出しました。

フーンこんなふうになっていたんだ。

よく考えて作ってあるもんだなー。

 

スイッチの接点部分が割れてバラバラ…。

白熱電球は熱いので、その熱で割れたようです。

でも耐熱材質のハズですが、経年の熱疲労劣化?

 

発掘品の修復よろしくバラパラにばらして、

小さく割れたプラスティックの粉を払い、

真鍮部品は磨いて電気の通りを良くして、

欠けた部分にはエポキシ樹脂で充填硬化、

小さな破片を元の形に寄せ集めて接着しました。

 

組み立て直して、スイッチを捻ってみると、

頼りなげにもライトはなんとか点灯するのでした。

まだ使えるかもしれないと淡い期待を抱きました。

 

でも何回もスイッチを点けたり消したりしていると、

バラバラを知っているだけに如何にも心許ないのです。

複雑骨折した選手にマラソンを走れという気分。

使うと熱でバラバラになるのは灯を見るより明らか?

 

といってもこの商品は生産されていないので、

騙し騙し使い続けるしかないんだろうろなー。

 

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そうだ、捻りスイッチは通電状態に固定しておいて、

ON/OFFを別付けのスイッチにすれば、まだ長持ちする?

そんな風にヒヤヒヤしながらZライトを使っていました。

スイッチのノブの針金は「使っちゃダメよ」印です。

 

山田照明のZライトは「よい明かり」だったけど、

結局は、ディテールに「神は宿ら」なかったナー。

(ひとり言ですけど)神サマに寿命って無いもーん。

 

スイッチも、ランプシェードも、アームの関節も、

みんなプラスティックだし、劣化したらそれが寿命。

今回はスイッチのプラスティックで、一巻の終わり。

 

 

どこかの部分が壊れたら直し、歪んだら叩き直し、

部品が擦り減ってきたら、噛み合わせを調整し、

作られた当初の原形を失っても、なお生き続ける…。

昔のライカの自慢は「摩耗しますが故障しません」

モノとして寿命知らずとはこうい遺伝子製品だと思う。

 

 

たとえば…、

電球ソケットは高熱に強い陶製で、

ランプシェードは凹むけれど割れない鉄製で、

アームの関節部分のネジもヘタらない鉄製で、

スイッチは熱から離れた位置の別モノで、

そんなアームライトがあるとしたら、修理が効くから、

いつまでも使えて、寿命が無いと云えば、無い。

 

一ユーザーとしては修理の効く製品を願望しますが、

なんでも安い「プラ」に置き換えてしまうこの時代に、

照明器具ごときにそういうモノがあるとは思えない。

 

でも、探したらモノは見つかるんじゃないかなー?

そうだアームライトの本家の古い製品を探してみよう。

 

探す人が居れば、作る人はきっと居る。

この広い世界はそんな仕組みになっているハズ、

いつの間にか、願望が確信になっていました。

 

世界中を探し回ったら、有りました。

この時代のモノではなくて、昔モノですけど…。

 

世界中を探した…といっても、

オークションサイトの「ebay」の

日本語サイトの「セカイモン」さんに、

探し回ってもらいました。

 

そして、到着したのが「ラクソランプ」でした。

Luxo L1S Jacobsen Norwegen 70er

 

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電球ソケットは陶製で、ランプシェードは鉄製で、

 

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スイングアームもその関節も鉄製で、ネジも鉄製で、

 

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スイッチは熱の影響を受けない根元スイッチ。

ラクソの中でもかなり古い70年代のランプです。

 

いやー、コレなら壊れない、壊れても直せる、

一目パッと見て、直観で「ムフフ、いいぞ!」

 

Zライトを、ラクソランプに、取り替えました。

100Wの白熱電球を陶製のソケットにねじ込んで、

(欧米の電球とソケットは日本のモノより

 大きめ表示ですけどキッチリねじ込めます)

 

それで、新旧の使い心地を使い比べてみました。

デスクライト、タスクライトとしての性能比較です。

 

スイングアームの動きはどうか…、

ランプの位置決めはピタリと決まるか…、

スイッチの使い勝手はどうか…、

照明器具としての佇まいはどうか…、

 

でも、性能比較はスグ止めてしまいました。

明かりに照らされたデスクの上に意識が行って、

本を読んだり、メモの試し書きをしてみたり、

照明器具のことはついつい忘れてしまいます。

 

そうだ比較だ、と、思い出してランプを見ると、

ずっと前からそこにあるような顔をしています。

「ワタシの存在が、ナニか、お邪魔でしょうか?」

 

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建築家の云う「照明器具はいらない、明かりがほしい」

その意味がワカッタようなワカラないような…、

でも建築家の云うコトバが、単なる口八丁ではなくて、

なかなか、実のある言葉だとワカリました。

 

 

人には寿命があるが、コトバに寿命は無い。

 

ワタシもナニか云ってみるかー。

ラクソランプを使ってみて気付いたコトなんですけど…、

 

「良きモノは使っているコトを忘れさせる!」

 

 

(参考諺言 : 「♪云わぬが花」)

 

散歩のお供に、チープなショルダーバッグを探しておりました。チェコ軍のショルダーバッグが素敵なチープ品と気付きました。

 

一流ブランド品とか、たとえば王室御用達とか、

一生モノで高価だけれど作者在銘中は生涯保証とか、

そういうモノがここ数年間でゼンゼン合わなくなって、

愛着も未練もひとまとめにして、全部、ポイッ!

ナゼか特にカバン類が身辺から無くなりました。

 

ここ数年のチープなモノ選びはやっと身の丈に気づいて、

自分の中のどこかが変わってしまったンでしょうねー。

 

スッキリしたのですが、ほんの少々、…困ってました。

 

使っていた「良き品々」が身辺から消えて行きますが、

身の回りにあるモノで消えないのは、ノートだけ、

それ以外の物は自分から流れ去るように消えて行ってます。

 

もっと変わればノートも要らなくなるンでしょうが、

今のところノートは「思考の外在化」としていつも座右に。

どこへ行くにも、家の中でも、外出するときも、

ノート一冊を片手掴みで持ち歩いています。

外出で両手を使いたいときはノートを脇に挟みます。

 

散歩の時は、両手を振って、ゆっくりと、

景色を眺めながら歩くと気持ちがいいので、

ノートはズボンのポケットに突っ込んでいます、が、

うーん、ナンダカ、突っ張るなー、お尻まわりが。

なんとか解決してみたい…、良い方向で。

 

そうだ、チープさが素敵な、軽いショルダーバッグ、

頭陀袋みたいで、でも存在感を主張しないバッグ、

そういうバッグが有れば、そこへノートを入れよう。

 

ついでに、ペットボトルも入れておけば、

行く道でコクワでも見つけたら少し摘み取って、

バッグの中へボン、散歩がピクニックになりそう。

 

チェコ軍のショルダーパッグが目につきました。

 

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手に入れたのが、コレです。

デッドストックの新品ですが

アチコチにゴム印が押されていたりして、

生地も経年変化でヨレて、いかにも中古。

 

寸法は、タテ23×ヨコ28×マチ10cm

材質は綿で、色はグリーンですが、

光線の具合で茶色にも見えます。

ベルトも綿ですが、薄くてペラペラです。

 

内容量は、無印良品の週刊誌ノートが入ります。

試しにギュウギュウに詰めたら10冊入りました。

 

入り口を3センチほど折り込んでフタを閉じます。

折り込んで隙間がないので小さなモノが落ちません。

ふーん、チープなのによく、考えているんだー。

 

フタは、2ヵ所のボタンで留めています。

紋章入りのボタンを丸ヒモで引っ掛けています。

後期のチェコ軍ショルダーバッグの留めは、

丸ヒモじゃなくて平ヒモになっているようですが、

チープさには変わりはありません。

 

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中を覗いて見ると、底無しのポケットが2つ、

底有りのポケットが1つ、付いていました。

兵士諸君はナニを入れていたのでしょうか。

 

実際にバッグに入れたいのは、ノート一冊とメモ帳、

それと、お茶を詰めたペッドボトルが1本。

まだゆとり有り、サンドイッチなら2人分入りそう。

 

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底板も補強芯地も入っていないので、クニャクニャ。

自分では自立しませんので、インナーを入れました。

百均の透明な書類ポーチをインナーに加工して、中へ。

 

思惑通りに、チープで、使いやすそうなショルダーです。

 

天気良し、気分良し、足の筋肉ムズムズ、さてと…、

散歩です、バッグをたすき掛けにして歩き出しました。

西へ向かって約2km、路上は自分一人の気持ち良さ。

 

いやーイイですねー、軽くて身にピッタリ寄り添って、

もし知り合いとすれ違っても誰もバッグに注目しません。

チープで、主張しないショルダーバッグ、コレですよ。

 

暮れなずむ夕日の中を、ユックリと歩いていると…、

 

クルマが追いついて窓を開けて知り合いが声を掛けます、

「なにトボトボ歩いているの、頭陀袋なんか下げて、

行き倒れンといてネ…、いいからクルマに乗んなヨ」

 

深くお辞儀をして謝絶して、立ち去るクルマに合掌。

西行 →頭陀袋→行き倒れ→三途の川→六文銭…。

 

うーん、バッグの中に、六文銭も入れておくかー。

それとも今様に相応の500円玉を入れておくかー。

 

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想いは、西の空へと、飛んで行く。

 

また聞きであやふやだけど、戦闘機のパイロットは、

万が一に備えて500円玉をポケットに入れている、とか。

アレは地上を歩いて生還するためのおカネと聞いたけど…。

 

それとも…、三途の川の、渡し賃?

 

そうだ、この事を、ノートに書いておこう。

チープなバッグから安い週刊誌ノートをパッと取り出して、

ササッと「6文銭=約500円」と書き留める。

 

いいねー、

チェコ軍のショルダーバッグ、

 

♪ ジャン、ジャン!

 

 

 

 

 

 

 

 

犬の頭そっくりの「犬釘」を、まだ日本で作っていました。

 

ハイキングに行って、犬釘を拾ってきました。

廃線になった十勝の旧国鉄士幌線で拾いました。

 

すでにレールは撤去され、犬釘は置き去りでした。

赤サビて草に埋もれて、流れる時に身を任せていました。

立ち止まって手に取って、なんだか身につまされるなー。

 

拾ってきたのは、この犬釘です。

 

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汚れを洗い流し、金ブラシで擦ってサビを落とし、

背の部分をヤスリで平らに削って座りをよくします。

赤サビが付かないように水溶性ニスを塗りました。

古色いろになって如何にも侘びた感じになりました。

 

気に入って、文鎮に使っていました。

しぱらく使っていたのですが…、

些細なコトが気になり始めました。

 

「犬釘」って呼ばれているけど、ゼンゼン犬に似ていない。

人にはコレが犬に見えるんだろうか、自分が変なのかなー。

 

時々こういう些細なコトが気になると、

ついつい思考がソチラへ流れて困ります。

解決するまで頭から離れてくれません。

 

犬に似た「犬釘」を探してみたら、有りました。

日本で、今でも、ホントの「犬釘」が作られていました。

ほーらネ、やっぱり有ったんでしょう。

 

これが、ホントの「犬釘」の出来たてのホヤホヤです。

「これからレール押さえに行きます」という新品です。

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「犬釘」って呼んでいた人は、コレを知っていたンだー。

日本に鉄道が敷かれた始めた頃は、この犬釘だったようです。

それがだんだんとカタチを変えて、亀の甲羅型になった…。

ナルホド、知らぬは己ばかり也、と知ってホッとしました。

 

うーん、どこから見ても、犬に見えるなー。

「犬釘」が犬の頭そっくりで、安心したゾー。

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自分の見えているモノが変でなかったと納得して、

文鎮は、ホントの「犬釘」とお役を交替しました。

 

拾ってきた犬に似てない犬釘は、

引き出しの中で、次の出番まで、

ゆっくりとお休みしてもらいます。

 

犬の頭そっくりの新品の「犬釘」は、

レールを押さえずに、不満もあるでしょうけど、

開いた本のページを押さえて暮らしてもらいます。

 

これで「犬釘」の疑問は頭から離れてくれました。

…しかし、次に頭から離れないのはナニかなー、

変なモノに取り憑かれたら、ヤだなー。

 

 

 

 

 

 

北海道温泉紀行、女湯から男湯へなまめかしい声が呼びかける「そっち、行っていィ〜い?」十勝の留真温泉、忘れがたし。

 

 

浦幌町の留真川を遡っていくと、留真温泉があります。

昔は鄙びた湯で、炭鉱で働く人たちが利用していたそうです。

 

少し昔ですが、観光客などがまだ来ない頃、

雪の降り積もる冬に、湯に浸かりに行きました。

地図の温泉記号が、このようなカタチの頃です。

 

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訪れるとガランとして、お客は当方ただ一人。

「コレは、ゆっくり浸かれるぞ、シメシメ」

 

ここは透明な温泉で、お湯は青味がかっています。

ガラリと戸を開けて、タイルの床の浴室に入ります。

ペタペタ歩いて、レトロな楕円形の浴槽に浸かります。

キレイなお湯だなー、独り占めするには勿体ないナー。

 

サウナも無ければ、ジャグジーもありません。

無い方が温泉らしくてイイと個人的には感じます。

温泉の湯だけを心底たのしめますからねー。

 

透明な青いお湯は、熱からず温からず、いい湯です。

このままジッと、ナニもしたく無くなる、いい気分です。

 

じっくりと浸かって、1時間ほどしたら…、

脱衣場で音がして、湯客が一人、浴室へ。

その御仁はコチラへ軽く会釈して、湯の中へ。

 

間をおいて女湯の戸が開く音が聞こえます。

どうやらご夫婦で温泉をたのしみに来られた樣子。

 

男客と当方は湯に浸かって天井を観ています。

高い天井で、女湯でカラダを洗う音がよく響きます。

男湯と女湯の仕切り壁は低く中程に潜り戸があります。

 

 

カラダを洗い終えたのか、女湯からなまめかしい声が…。

 

「パパぁー」

「うーん」

「そっち、誰かいるー?」

「うーん」

男の声のトーンが下がります。

 

数分後に、また女の声が、

「……………まーだぁ〜?」

「…ゥうーん」

こんどは微妙に声のトーンが上ります。

 

しばし、男湯にも女湯にも沈黙があって、

数分後に、ふたたびなまめかしい甘えた声が…。

 

「変な人、居なくなったら、云ってねー」

「…ゥゥ、う~ん」

男の声のトーンは、上がったり下がったり、

「そしたら、そっちに行くから」

 

 

他所様の夫婦にはできるだけ介入したくないので、

耳までお湯に浸かって、二人の会話には知らんふり…。

でも、ぜんぶ聴こえてしまいました。

レトロな浴室は声がよく響くのでした。

 

 

湯に浸かっていたら唐突に「変な人」になってしまった当方は、

「手指にシワができるほど浸かったから、ま、イイか」

できるだけ素知らぬ動きで、ゆっくと湯から上がって、

いかにも満足げに、浴室を出るのでした。

 

 

カラダを拭いて、服を着けていると、

女湯と男湯の壁の潜り戸が、ギィーと軋みます。

ペタペタと歩く音がして、ドボンと湯に浸かる音。

二人が浸かっている湯船から、男の低い声が聴こえます。

そしてしばらくして、ナニが可笑しいのか、女の笑い声が。

 

 

脱衣室はとても寒くて、思わずクシャミが出ます。

一ホメ、二ソシリ、三ボレ、四カゼ…、

クシャミの回数を数えて、ひとり苦笑い。

 

 

 

地図の温泉記号が新しくなって、

 

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留真温泉も町が運営するコトになって、

入浴設備も近代的になりました。

 

 

男湯と女湯の仕切壁に潜り戸がまだあるのなら、

もういちど、留真温泉に行ってみたい、と思っている。

 

そして、ふたたび、女湯から、

「そっち、行っていィ〜い?」と声がしたら、

その時は、今度はワタシが応えたい。

 

「いいよー」。

 

 

 

書き味が良くて使いやすくって、バンバン使っても勿体ナクないメモ帳って、売ってないので自分で作ることした顛末メモ控え。

 

メモ帳を手作りして、それをバンバン使っています。

 

メモ帳の大きさは、12.5㎝×7.5㎝です。 

5×3カードと呼ばれているものとほぼ同じ。

ペンを差してズボンのポケットに入れるので、

これくらいのサイズが使いやすと感じてます。

 

メモ書きが多いので、書き味の良い紙を探しました。

たかがメモ帳なんですけど、もし書き味が良ければ、

ペンも走って、ひらめきもドンドン湧き出て来るかも…。

メモ紙はたくさん消費するので、高くない紙がいいナ。

 

書き味がソコソコで、それでいて,ネダンの安い紙。

 

探して、意外な商品群の中に、見つけました。

ハナから使い捨ての文具、子供用のらくがき帳です。

らくがき帳ですから一応は筆記用の紙質です。

描いたり、書いたり、するのが前提の大型帳面です。

製紙メーカー、文具メーカから各種出ています。

 

何種類か取り寄せて、実際の書き味をテストをしました。

気に入ったのは、アピカの『らくがきちょう』でした。

ボールペンでも鉛筆でも、書き味がとてもイイ感じでした。

味の好みは個人差があるので、万人向きとは断言しませんが、

子供だけが使うのには、勿体ない筆記用紙だと思います。

使い捨ての紙で安くて良いモノ発見、ラッキーでした。

 

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この「らくがきちょう」はミニB4サイズで、40枚綴り。

写真のようにマーカーで描き込んだラインでカットすると、

12.5㎝×7.5㎝サイズの紙片が、320枚切り取れます。

この紙を使って64枚綴りのメモ帳なら5冊作れます。

 

【手作りの手順】

 

製作に取りかかる前に手帳作りの治具を作りました。

 

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4㎜厚のベニヤ板を切って糊付けをして作ります。

両脇の板片の一方を60度の角度に切り落としてしてます。

この治具があると、手帳作りがとてもラクです。

 

メモ帳を使って、次のページをめくる時に、

そのページの下端が手前にせり出していると、

指の掛かりがよくなって、めくりやすいです。

紙の重ねを斜めしておくと、指掛かりがよくなります。

既製品には無い特徴ですけど、自作なら作れます。

 

「らくがきちょう」を押し切りカッターで切断して、

12.5㎝×7.5㎝に切り揃えて、64枚を束ねて、

ちょっとしごいて紙の重ねを斜めに揃えて、

60度の傾斜ガイドが付いた治具に差し込みます。

 

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束ねた64枚の紙を、キッチリと60度に重ねます。

角度がズレないように紙束を治具から取り出します。

 

天の斜めの部分にアラビア糊をたっぷり塗って、

そこへ紙を、メモ紙と同じ紙を、貼り付けます。

 

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アラビア糊たっぷり、だけでもいいのですが、

アラビア糊の水分を、重ねたメモ紙が吸収して、

ふくらんできて天の部分が凸凹し始めす。

紙を貼り付けると凸凹のふくらみが抑えられます。

 

 

糊付けが乾燥して「天」の部分が硬くなったら、

貼り付けた紙の余分な部分は破り捨てます。

「天」の部分にだけ貼り付いた紙が残ります。

 

次は、メモ紙の「天」の部分にに表紙を接着します。

ここではスケッチブックの厚めの画用紙を使ってます。

 

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表紙ができたら、そこへ、ペンホルダーを取り付けます。

前もって、表紙と同じ画用紙を丸めて筒に作っておいて、

丸筒は、自分の筆記用具にあわせて直径を決めておいて、

その紙筒を布ガムテープで裏表紙の右肩に貼り付けます。

 

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メモ紙は2~3週間で使い切るので、手帳の寿命は短命です。

ペンホルダーもそれに見合った耐久性しか持たせていません。

 

 

メモ帳としては、この状態でもスグに使えるのですが、

全体に軟らかく、手持ちのメモ書きには剛性が不足です。

手持ちでもシャンとするように裏紙を貼って強くします。

 

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補強の紙は「らくがきちょう」の裏紙を使っています。

灰色のボール紙で、手帳の補強用には持って来いです。

裏表紙にベッタリと糊をつけて補強紙として貼り付けます。

しっかりしているので、手持ちのメモ書きも安定してOK。

常時ズボンのポケットの中でも、ヨレヨレになりません。

 

表紙と補強の紙は少し大きめなので、

裏表紙と補強紙の接着の糊が乾いたら、

表紙の余分な紙の部分を化粧裁ちします。

 

これでほぼ完成なのですが、

このメモ帳の使用期間が2~3週間とはいうものの、

ズボンポケットに入れてしょっちゅう出し入れして、

手帳としては、かなりぞんざいに使われます。

ポケットの中の他のモノと擦れ合ったりして、

表紙の下端の角がめくれ上がってきたり、

天糊部分が擦れて薄くなって毳立ったりします。

 

そうならないように、できるだけ綺麗に使いたいので、

天糊部分には白ガムテープを貼って補強します。

表紙の下端の角はセロテープを貼って補強します。

こうしておくと3週間後にメモ紙は全部無くなっても、

表紙とペンホルダーは型崩れもせずに健在です。

中のメモ紙を貼り替えるだけで、まだ使えそうです。

しかし、ここまでするのは、メモ帳ごときには、

多分、オーパースペックなのでしょうネ。

 

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これで、使い捨て、破り捨て…メモ帳の完成です。

治具」があるので、同じモノが何冊でも作れます。

 

 

この手帳で、バンバンとメモをとっていると、

そして、そのメモを読み返していると、

思いが、ヒラメキを浮上させた発生源に及んで、

自分の頭の中の構造が透けて見えるように感じます。

 

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なんだか自分を変えられるような…、気もします。

 

 

うーん、書きやすいゾー。

パンパン書いても、勿体ナクないぞー。

気に入って、ズーッと使ってますが…、

 

 

 

しかし、

 

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作りすぎたかも…ネ。

 

一年前に三途の川で危うくUターン、蘇生モードで『億万ページ』は「ワードプレス」から「はてなブログ」へお引っ越し。

2017年1月1日です。

 

ブログサービス「ワールドプレス」から

はてなブログ」へ引っ越して参りました。

 

「ワールドプレス」にはなんの不満も無かったのですが、

そのブログタイトルは『億万ページ』というものでした。

ずいぶんと長いあいだ、ソレが立ち枯れておりました。

立ち枯れても、いくら長くてもゼンゼン気にならないので、

それって変だなー、ひょっとしたら、自分はビョーキ?

 

何事も後回しにする億劫気分は、ひょっとしたら本当の病気?

そういえば、釣りで川原を歩くときヨボヨボ歩きだったなー。

 

1年前に、大病院で診察を受けて、医師の説明も聴きながら、

「ボクって、死にかけているんですか、そんなに悪いデスか?」

「手術をしないでいると悲惨な最後をお迎えになります」と医師。

しかし、医師のすすめを断って、民間療法を選択しました。

 

うまい具合に体力が回復してくると、あの億劫気分も薄らいできて、

そろそろ立ち枯れブログに、もいちど花を咲かせてみるか…。

気力が戻ってきたようでブログの更新をしてみたくなりました。

 

しかし、ひさしぶりに『億万ページ』を読み返してみたのですが、

いちど三途の川まで行って、渡らずに引き返してきた目で見ると、

前世の自分が書いたような文章で、ソレも有りかもしれないけど、

なんだか、今までと同じ調子では書けないナー、と感じました。

 

それで「ワールドプレス」のブログはそのままにしておいて、

せっかく蘇生できたのだから、生まれ変わった気持ちにな って、

友人は「ミイラのお湯戻しみたいですヨ」と云うんだけれど、

はてなブログ」で、今までとはちがう調子で書いてみよう。

 

そう思って、コチラの方へ、引っ越して参りました。

ブログタイトルは『新・億万ページ』にしました。

 

あの世からこの世に向かって、

ブログ記事にて、一筆啓上。